アメリカが1940年代にグアテマラで行った人体実験がニュースになっていますが、戦時中の日本でも
「731部隊」という細菌戦に使用する生物兵器の研究・開発機関が人体実験を行っていたという説があります。
731部隊は、第二次世界大戦期の大日本帝国陸軍に実在した研究機関のひとつで、正式名称は関東軍防疫給水部本部。
満州に拠点をおき、主任務は防疫給水の名のとおり兵士の感染症予防や、そのための衛生的な給水体制の研究と同時に、細菌戦研究機関でもあり、特殊兵器の研究・開発のための実験・実戦部門の一部であったという見方も存在します。